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[167777] 熱く響く

詩人:夜深


さびしさと隣り合わせだね、今夜は。

大げさに寝転んだフトンがやけに冷たくて心地よい。
まどろみの中 思い出す、
君のあたたかな声が乾いた心に熱く響く。

やさしさの中に見え隠れする君の冷たいところが
このさびしい夜にぴったりと当てはまるから不思議。

光に近づいていくと透明になっていくように
君に近づくたびに心が震えてた。

たとえ、
透明になってしまっても消えたりはしないこの心。
君の声で熱く甘く響く、さびしくなったこの私。

切なくて会いたくても会えないこと、
心がすごく知っているから、
その痛い気持ちをあえて言葉にすれば。

さびしさなのかも知れない。

2011/05/01 (Sun)
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