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詩人:理恵
当たり前の毎日に嫌気がさした午後の日
ひっくり返して割れたカップ
散った水は戻らない
そんなこと 知ってるよ
あなたが見ている世界は
どんな風に瞳に映ってるの?
他人ばかりを気にしていては
沼の心地良さにはまっているまま
当たり前の毎日が崩れる瞬間を知っている?
何もない絶望さえ
越える瞬間を知っている?
あたしは 知ってるよ
一人だけで踏ん張って
一人だけで力尽きているの
誰かに理解は許さない
沼の心地悪さにはまっているから
進まない 自分が大嫌い
何事も笑顔で越えて行く
そんな生き方が好きになれない
だって笑顔に全部 涙 隠して
抑えつけたら
溢れたときがサイゴでしょ?
正当化された世界は
何が本当かなんてわからなくて
今も自分でありたいと願いつつも
生きやすい道と板挟みでいる
伝わんない 戸惑ったままじゃ
H28.5.15