詩人:アい兎たヲ
やはり君は妖精だったのか
それとも魔法使いだったのか
今思えば君自身がまるで物語のようで
悪態をつくこの口を笑ってつついてくれたね
胸の中の何かが零れ落ちたよ
触れたいと思った
だけど眺める事に決めたんだ
あまりにも君は透明で
あまりにも君は輝いていて
こっそりと後姿だけを
こっそりと香りを
やはり君は妖精だったのか
それとも魔法使いだったのか
最後に聴いて欲しい
まだ君を必要としている人がいる
あたしもその一人
不思議の國の
不思議な女の子
どうか
どうか
2012/07/10 (Tue)