ホーム > 詩人の部屋 > はるかの部屋 > 水色のドア > 投票

はるかの部屋  〜 「水色のドア」への投 票 〜

  • はるかさんの「水色のドア」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[101994] 水色のドア

詩人:はるか



水色のドアの向こうに
またひとつ
奥へと通じる
扉がある



それぞれの部屋に
君はいて

だけど どれも
本当じゃないなんて



そんなことないわと
君は笑って

また別のドアの鍵を
残して消えた



笑ってる君も
淋しそうな君も
僕にとっては
ひとつだけれど


毎日見上げる空が
色を変えてくように
私の心も無限にあるの
と言って
僕の腕をすり抜ける


水色ドアは涙の色
弱さを見せない君が
必死で守った本心



鍵は捨てるよ
ただの形にすぎないから


僕に君は一人いれば
いいんだ


君が居てさえくれたら
それでいいんだ





2007/05/15 (Tue)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -