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[138648] すごく遠くの小さな星と

詩人:EASY

永遠に行くことがない
永遠に知ることがない

ずっと遠くの小さな星の
世界を僕は想像できる



そこでは笑顔が溢れたり
涙がすごく流れたり
争い事が起こったり

恋する人や愛する人や

悲しい別れや
嬉しい出会い

色んなことが想像できる



永遠に行くことがない
永遠に知ることがない

そんな遠くの小さな星は
僕には関係ないけれど



もし僕が
その星の神様になれたら

その星の
行く末を託されたなら

苦しいことや絶望よりは
嬉しいことや楽しいことを増やしてみようと思うかな


すごく遠くの小さな星が

スマイル顔でなくても
スマイル顔であっても

僕には何も影響ないし
僕には何も支障ない

だから


すごく遠くの小さな星の
願いを叶えてあげるんだ


怒り顔よりスマイル顔を
絶望より希望の方を

すごく遠くの小さな星に

僕が与えてあげましょう


クレヨンで描いた恒星が
ずっと笑っているように






でも神様は
その権限は与えてくれない

僕達には与えてくれない




だから


すごく遠くの小さな星を
僕は色々想像してる


神様とは違うから



そっちはどうだ?
こっちはこうだ

明日はきっといいことあるさ



空を見て想うだけ


永遠に行くことがない
永遠に知ることがない

すごく遠くの小さな星と
励まし合うしかできないさ


でも
想像してる

すごく遠くの小さな星は
この星とよく似てるんだ


だから良かった



明日はきっといいことあると

君に直接言えるから


そのことで
僕はとても救われた

2009/01/26 (Mon)
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