詩人:どるとる
さながら目をつむるように街の日は落ちて すぐに夜が来る寒々しい 風が 通り抜けてく暦の上では まだ秋だというのに凍える手もあたためうるぬくもりを迷いながら探している切なさは いつまでも消えないで僕を 世界から孤独にするんだ拭ってもきりがなく溢れる涙はいっそ 海になって 広がれ。