詩人:夢野咲道
その花一輪に
どんな想いを乗せて伝えよう
『ありがとう』
思い付くのは
そんなありふれた言葉だけ
そんなありふれた言葉さえ
あの頃は言えなかったのにね
あなたの思うような大人に
ボクはなれただろうか?
あなたの願ったように
ボクは生きているだろうか?
今のボクを見たら
あなたは何て言うだろう?
あなたは怒っているだろうか?
あなたは悲しんでいるだろうか?
それとも
少しは微笑んでくれるだろうか?
あなたが言うであろう
その答えは
多分、ボク自身が一番解っているよ
そうだよね?
でも
それで良いんだよね?
ボクはボクにしかなれない
それで良いんだよね?