詩人:流☆群
一人では大きすぎるね、ベッド
君が隣にいるのが当たり前みたいに思ってた
一枚では寒すぎるね、パジャマ
君の大きな腕と高めの体温当たり前になってた
もう少し
もう少しだけ
熱が残るものならば
君を近くに感じれたかな
もう少し
もう少しだけ
枕に残る香りが薄れていれば
溢れる涙はなかったでしょう
いつか
この香りもなくなって
一人のベッド
一枚のパジャマ
当たり前になるのでしょうね
それならば今は
せめて今夜だけは
もう少し
もう少しだけ
君の側にいる錯覚を…
2004/02/10 (Tue)