詩人:剛田奇作
君は、大好きな葡萄を食べる時
房をぶら下げるように指で摘んで
下からガブリと噛み付く
種と皮は舌に乗っけてペロリと出す
とても、可愛い
ソフトクリームは、大きなピンクの舌を目一杯出してペロペロなめる
普通の女なら
下品でとても見れたもんじゃないけど
君がやると
天真爛漫な天使のように見える
この間は、
アイスの箱に指を突っ込んでは、舐め、キレイに箱をからっぽにしてた
小さい子供みたいにね
僕が君と結婚したのは、
実は、
これを毎日、見るためなのさ
2008/12/18 (Thu)