詩人:野上 道弥
27時真夜中の非常識な時間の電話酔っ払いかと想い無視を決め込む暫くして再び鳴る呼出音受話器の向うの君の涙声どうしたと3回聞いて答えが無い受話器を置いて車の鍵を乱暴に掴み取り暗闇を照らし出す自分だけの法廷速度で30分信号なんて足枷はぶっちぎる今日もまた闇夜の密会が始まるそんな毎日