詩人:楠崎 志杏
パパ…パパ…。ねえ、私…「邪魔?」あのね…今日言われたよ「もう、要らない」ってさ。私、要らないんだって。用無し人間になっちゃったよ。…なんでだろう。口で言うと泣いちゃうの…書くだけなら大丈夫なのに。…私は要らない人間?私は指を切り落とした。必要な指を。…だから、要らないの。…私はアクマ。人間にとって天敵の悪魔…。生まれ変わったらね必要な人間になりたいなぁ…