詩人:いもけんぴ佐藤ロビンソン
僕の持っている小さな羽ではこの大空を泳ぐことはできないけれど悲しみの海に溺れた君を探し出して自慢の背中に乗せてあげることはできるよ押し寄せる涙も凍えるように冷たい孤独も何度だってふたりで越えよう君が僕を支えてくれるから僕は君の盾になっていつかどんな大空よりも素晴らしい景色を君に見せてあげるそれは、誰もたどり着けないようなこの世界の奥深く まだ眠ったままの僕らだけの王国もうひとつの地球