詩人:橙丸
悠久の流れの中に身を預けていてもいつしか時がその意味をもたない場所に身をおくことになるそこでは飾りたてた言葉も厚化粧した心も意味がなくあるのは頼りなくかげろう意識だけけれどそれは空想にまどろむ心に似ていてハッと我に返るとまた当たり前の生活に戻っていくようにだれもが過去を忘れて違うだれかになるなぁなにを生き急ぐのんびり生きればいいよ