詩人:チェシャ猫
気丈なキミが初めてボクの前で見せた一粒の雫
初めてあいつの存在の大きさに気づく
きっとキミは
ボクがどんなにキミを批判したって
どんなにキミを傷つけようとしたって
何もなかったような顔して
さらっと流してしまうはずなのに
あいつはたった5文字のわかれようって言葉で
キミの涙を呼んでしまう
涙に溺れたあとに見せたとびきりの笑顔
改めてあいつの存在の大きさを知る
だってキミは
キミが一つの恋を失ってから
ボクが毎日毎日話しかけて
やっと少しだけ・・・
淋しく笑ってくれるようになったのに
あいつはたった6文字のやりなおそうって言葉で
彼女にとびきりの笑顔を与えられる
今はまだぜんぜんあいつには敵わないけれど
それでもキミを思い続けたい
いつか自信を持って
思いを伝えられるように
好きですって言えるように
キミにとびきりの笑顔を与えられるように・・・