詩人:月詠
貴方の優しい手は何の為にあるのだろうか貴方の優しい声は私の為に在るのでしょう?貴方の背に向かう刃は幼く砕け散る未来と共にこの手は血塗れに為ったわ爪に入り込んだ貴方の肉片を眺めてこれで永遠に一緒だと女は笑ったんだ。貴方が苦しそうにしてるのに笑っていたんだ。貴方を見ながら。