詩人:甘味亭 真朱麻呂
思い出は時を重ねて色褪せてしまうけど
過ごしたことの記憶はいつまでも
僕らの頭の中に美しく輝いて残ってます
悲しいものですね
嫌なことや自分にとって都合のいいことはすぐ忘れちゃうのに
悲しいことはどうしたって忘れようとしても忘れられないんです
忘れようとすればするほど
悲しい色は濃さを増してくるんだ
だから
この際悲しみも受け入れましょう
君を好きになったように
悲しみも好きになれるよう
努力をしましょう
無理だといわずに
慣れるまで
感じてみましょう
おもいでクレパス
きっと
悲しみの青も
喜びの赤も
僕には欠かせない
大事な色
なくしちゃイケない
君と同じく
大事なんだ。