詩人:安曇
静かに目を閉じてみると変な形したヒカリがぼやーっと暗やみに浮かんでいた揺れる電車の中心地良い揺れに身をまかせて夢と現実の狭間にぼーっと座っていた目を開けるとガラスに映る僕が僕を見てた電車の揺れが睡魔に力を与え電車の空気が僕を切なくさせる―君は今、仕事中かな?―頑張ってるかな―疲れてるかな―怒られてないかな―無理してないかな久しぶりに乗った電車の中がこんなにも切なく感じるのはなんでかな。…なんでだろね。