詩人:まとりょ〜鹿
忘れたいとした
貴方の噂を最近よく聞いてた。
もちろん
そんな予感はしてたし、期待もした。
私は貴方の彼女と違って
物静かな美人じゃないけれど
今日ぐらいは貴方のタイプって事にしといて。
暗闇の午前を伝えるラジオ
もう乗る事のなかった車の助手席
ただ貴方の口から出る昔話は
私にとっては完結してないストーリー…。
切なさだけを隠し続ける貴方を見て
隠しきれない私の本能が呻きだす。
私は
ただ隣りの空席を埋めるだけのカード
だけど
貴方が選んだカードはjoker...
もう戻れない