詩人:未知
夢に溺れる...窒息したい
長い黒髪が風になびいて
誘うように...時折触れた
その横顔...なんて綺麗だ
いつまでも見ていたくて
届きそう...でも叶わない
言葉が裏切る前に
手をとってくれたなら
駆けだして...ここから
逃げ出して...連れてくよ
宇宙の果て
もどかしさ掻い潜り
光る涙は...きらめきを纏い
なんだか一層痛く思えた
ほんのささいな気紛れが
ふたりの運命を狂わせたとして
それは果たして
偶然の産物...だろうか
選べないのはお互い様
こうなること解っていて
愛すると決めたから...