詩人:ゆぅ
受話器持つ手が震えたり第一声に迷ったりしてたかが電話なのに緊張して傍にいると愛しくて幸せで喧嘩さえ大事に思えてあなたを想うと切なくて逢えないとただ、逢いたくてあなたを想う一日が何百日も重なって春夏秋冬今、あなたと過ごす二度目の秋電話で緊張するのも愛しくて抱きしめたいのも逢いたくて逢いに行く夜も一年前と何も変わらない変わったのは関係とふたりの距離だけ