詩人:柚
泣き出しそうなくらいに
手も届かないほど遠い
幾千もの星が
輝く夜空
深い闇に消えていくように
歌が聞こえる
頑張れって言ってるように
明日へ向かえって言ってるように
僕の胸に 響き続ける
流れるような風が
なんとなく肌に触れていく
まだ少し冷たくて
腕を優しくさすった
一人ぼっちの夜に
さよならを告げよう
僕は明日に生きているから
前に進んでゆく
一歩一歩踏みしめながら
沈む夕日の記憶が
胸の奥を熱くした
オレンジ色に染まる
大きな雲が僕の心に残り続ける
明日 またこの色に
会えること信じて
暗い夜にでさえ
僕は笑い続ける
そしたらきっといつの間にか
明日の太陽が見える