詩人:甘味亭 真朱麻呂
午後二時を回って
気がつけば夕方になって
なにをするわけでもなく
ただあくびをしたり
窓の外を眺めてみたり
うたた寝したりしていた
こんな退屈な日々は後どのくらい続くんだろう…
夕焼け空はこんなにもきれいだというのに
部屋はこんなに散らかって汚い
ねぇ教えてよ
生まれてきた意味を
ねぇいつまで
僕を生かしておく気だい?
問いかけても
問いかけても
返事など返らない
それでも
僕はバカみたいに
仰向けに寝ころんで天井を見上げて呟いた
気づいたらまた
男気もなく泣いていた
僕も昔話みたいに
あるところに…
なんていつか過去の存在になるのかな
なんて想ったら
泣けてきたんだ。