詩人:MARE
雲が夕日を象り緩い風は溜め息を連れていった答えがでない落書きだけが残ってメッセージは伝わらず時間は過ぎ行く君が答えの先にいるのか石垣の端に増える落書き夕日が山を象り刺す風は涙を吹き飛ばした自分をかばった答えばかりが見えて冷めた空気撒き散らした君を浮かべて痛いほどに笑えれば言えるのか石垣の端に寝そべる影石垣に交じる夕日寂しくも暖かく懐かしさを待ち侘びている