詩人:紙一重
雲一つないから差し込む陽がまぶしい目を細めながら僕は電車を降りる君はこの秋空の下どこかにいて元気に暮らしている僕も今までと同じ毎日を過ごしている何も変わらないただ二人の間をつなぐ糸が切れただけ…北風が開いた襟元に厳しくて首をすくめて足を早めた君とのつながりがなくなっただけでこんなに寒い…