詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕がどれだけ君のことを愛しているのかを
言葉にしても
きっと足りないくらい僕は
君を愛してるよ
嫌にノドが渇く夏の日は
心まで干からびて
イライラばかりが僕の元気を奪ってく
夏風邪に悩まされた
小さな頃を思い出していた
畳の上に寝ころんで
君の夢を見てた
風鈴がきれいな音をたてて
僕の心に夏をつれてくる
長く果てしない
夏の日々を僕は歩いてる
過ぎ行く風は生暖かく
遠く聞こえる
君の声
きっと幻
見上げた空の青さ
雲の白さ
今僕ははじめて
気づいたんだ
かえらぬあなたのいる場所に
気づいたんだ
振り返っても
そこにはただ
自分の影が
悲しくあるだけ。