詩人:さみだれ
手をとることも忘れてかみ合わない話をしてそれでもひとつの傘で二人は歩いてるいくつ年を取っても話をすることもなくなってもそれでもひとつの傘で二人は歩いてるどっちの肩も濡れないように身を寄せて歩いてる行き先は二人でひとつ時間がかかっても歩いてる安いビニール傘だっていかしたブーツだってスーパーの買い物袋だって全部ひとつで二人は歩いてるどっちの肩も濡れないように二人は身を寄せて