詩人:青空
あの日から止まった時計の針が
あの場所で、今も待っている
ひとつ、囁いた言葉が
短か過ぎた日々に融けだす
ひとり、君は窓の先
淋しそうな横顔がまだ此処にあるょ
君はいつも呼び掛けてたのに
なんで振り向いてあげられなかった
痛いくらい 涙は
十分なくらい流したょね、お互い…
何時だって君の弱い部分は
俺の前でだけ見せていたのに
なんでもっと想いやれなかったんだろ
その手握ってあげられなかったんだろ
ひとつ、聞き取れた言葉の ゴメンね…が左脳を揺らすょ
ひとり、窓に反射した
君の瞳からは泪零れてた
今、時間軸を見つけられたら
また逢える気がして
君と止まったままのあの場所で
今も…