詩人:秋庭 朔
何も無いトコへトコトコ命を運んで歩いテクテク心を刺すハリがチクチク想い出刻んで時はチクタク曇った空カラシトシト頬を伝って涙がポロポロ液晶の向こう黒眼がちに微笑んだまま何も無いトコへトコトコ抜け殻だけ残して永く遠く果てし泣く