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阿修羅の部屋  〜 「子」への投 票 〜

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[180797] 

詩人:阿修羅


ただただ、

届かない


違う生き物だったといえば

それだけのこと


自らの血を分けた生き物だとて

理解するに値しないものもある。


昔はむかし、今はいま、と

してしまえるのは、

これから関係がはじまるからであって


むかしを踏まえ、いまをいきるには

まだわたしはあなたがたが恐ろしい。



最も逃げられない場所であるのに。

息苦しくてたまらない



自らの首を締めゆく某れ

呼吸が微かになってもなお

わたしはあなたがたから逃げつづける



愛している、紙一重で

あなたがたがわたしにおこなってきたこと


今もわたしは怯えている

子 という言葉を振りかざす某れに



わたしをわたしから見失わせるのは

ただただ、あなたがたの感情と言葉



普通に愛していたかった。



わたしで、申し訳ない


でも、わたしなんだ


申し訳ないけれど



だからわたしはわたしとして

いきてゆく




ずっと前から、重ねて重ねて

言っている



もう、放して





わたしは、わたしとして

いきてゆく




あなたがたが、顔向けできないのは

何に対してだ、?




違う、というのは

ほんとう か?

2013/02/12 (Tue)
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