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泉 浩祐の部屋  〜 「凍えたよ空の下。」への投 票 〜

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[9125] 凍えたよ空の下。

詩人:泉 浩祐

指先が凍る様な冷たさを拭いきれず、
後ろから襲い掛かる気配に恐怖を覚えた彼ノ夜。
挫いた足を引きずって、汚れた都会の雪に埋もれてく。
足先が凍って切断したとしても、元々使い物にならないから、
『ヨカッタネ』と貴女は微笑んだ。
冷たい氷の表情は僕の背筋をゾクッとさせる。
黒い雪 降る此ノ街は夜明けを運ばずに、

闇に消え行くのだろう。
去り逝く運命は誰しも変えられずに。



貴 の ロ い 憶 び し
 女 ホ 苦 記 呼 戻 て。

2004/02/23 (Mon)
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