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[173012] プラネタリウムにあこがれて

詩人:ユズル


真摯であれ 聞こえるもの
景色を 揺らしながら
馬車は ひどくがたついた
手品みたいな 甘い果実の道

ゆがんだ昨日を 瞼の向こうで
やりすごして
君と僕と夢は 抱き合って眠る

いつから星は その身をとかし
息を潜めて 見えなくなったのか
その落ち着いた 深い色が
涙出るくらい なつかしいの

優しくあれ どんな時間も
髪はほどいたまま 光るまま
重い荷が 軽快に 風になった
手品みたいな可愛い 深い空

2011/12/26 (Mon)
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