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[183997] 旅での幸せ…思い出の銘菓E

詩人:evans

それは

疲れた旅人たちを
幾度となく
癒してくれたことだろう

それは

地元の人たちの
伝統の技が受け継がれ

古からの味わいが
ぎゅっと詰まっているだろう

それは

疲れた旅人への
ひとときの労いの結晶だ

口いっぱいに広がる
ニッキの香り

ほのかな甘みの
小豆の食感が

とても
豊かな気持ちにしてくれる

その味わいは

時代を越えた青春の
思い出の1ページとも言える

忘れもしない1月7日

大垣で夜行列車を降り
普通列車で到着した

碁盤の目の
美しき古のまち

駅構内で配られる号外

62年の激動の時代は
今日を限りに終わりを告げた

同じ日
東京へ向かう夜行列車
平成に向かう夜汽車の窓

ああ
僕は時代を越えて生きる旅人

流れゆく夜景は涙で霞んだ

日本中が
深い悲しみに包まれた夜
そして
新しい時代への期待

それは

そんなことを思い出す

時代を越えた思い出の銘菓
古深き街の伝統の銘菓

笑顔が素敵な
FB友達が暮らす街の銘菓

(2014年2月12日)

2014/02/11 (Tue)
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