ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > からっぽ > 投票

どるとるの部屋  〜 「からっぽ」への投 票 〜

  • どるとるさんの「からっぽ」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[178380] からっぽ

詩人:どるとる


空いた電車の中
流れる景色を見ていた
移ろう季節は
少しずつ色あせる
どうしようもなく
美しく 淋しげに

からっぽの心
あいた穴を見つめて
当たり前だと思っていた存在をなくした時 はじめて何かがいけなかったような気がした

楽しくないな 独りじゃ 食べるのも笑うのも
背中合わせの日々
やっぱり もう一度君の笑顔を見たい

この淋しさを嘘にする あなたの声が 言葉が明日の景色変えるから

からっぽのこの心に
愛を 注ぎ足して

空いた電車のような寂しげな日々に
もう一度 にぎやかな毎日を 願うから。

2012/09/04 (Tue)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -