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[180555] 越えて

詩人:どるとる


猫の額ほどの
夜が長く伸びて
ひと息ついて
見上げれば
満天の星の夜

さみしさはいつまでも僕につきまとって
離れない切なさも
この瞳に映るもの全てに関わって
僕らを気づかれず試す

歩いていこう この道の行き止まりまで
生きていくよ そう決めたのは僕だから

どんな季節も 果てしない孤独さえも越えて越えて越えて行けたら
また笑える日が来るよ

そして船出の時
僕は風の中に立って
誓いを立てるだろう

もう泣いてばかりもいられない

だから越えた先にある景色を見に行くよ

今、越えるべきものを越えて

この身にちゃんと生きている感覚を取り戻すよ

越えて。

2013/01/27 (Sun)
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