ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 春の指先 > 投票

どるとるの部屋  〜 「春の指先」への投 票 〜

  • どるとるさんの「春の指先」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[184057] 春の指先

詩人:どるとる


春の指先が 見えるとき 小さな爪ほどの
桜の花びらが 舞いながら 踊る 道を行こう

陽射しの中に見つけた光 差し出す手のひらを すり抜けて 落ちた

閉じた瞼に よみがえる光 それはいつか見た記憶の景色

春の囁きが この耳に届いたら もう冬は終わり

きれいな色の 花がこの瞳を染め上げる

涙が頬に やがて 花びらに 変わり
戯れ画用紙に描いたような 春が ざわめき立つ。

2014/02/16 (Sun)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -