ホーム > 詩人の部屋 > 弘哉の部屋 > > 投票

弘哉の部屋  〜 「話」への投 票 〜

  • 弘哉さんの「」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[53723] 

詩人:弘哉


喉につかえた言葉を
無理やりにでも吐き出して
伝えたいことはちゃんと言ったって思ってた
自己満足

ピストンみたいに
空気鉄砲みたいに
勢いつけただけの言葉には
全然伝える力はなかったんだ

勢いつけただけの言葉が
通り抜けるたび
細かい傷が出来て
いつか喉から通らなくなった

傷は伝わらなかった言葉でかたまって
伝えられないもどかしさでかたまって

吐き出せさえしなくなった言葉が
どうやって伝えられるのだろう
気付く前に
終わった話

2005/10/28 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -