ホーム > 詩人の部屋 > 剛田奇作の部屋 > アラクノフォビア > 投票

剛田奇作の部屋  〜 「アラクノフォビア」への投 票 〜

  • 剛田奇作さんの「アラクノフォビア」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[136645] アラクノフォビア

詩人:剛田奇作

何が恐いかというと

今もずっと蜘蛛が恐い

ソーセージおじさんが昔は怖かった
今はもう怖くない


なぜか蜘蛛と死体は似ている


そしてソーセージおじさんと無言は似ている


蜘蛛は
偶数に似ている


蜘蛛は 折檻に耐える私に似ている


蜘蛛はアボガドに似ている

蜘蛛は愛想がいい
私みたいた


そのくせ
弱い


蜘蛛は詩に似てる
蜘蛛は論理とは別物だ


蜘蛛は
はさっと
私に被さる


私はバラ色になって

死ねるだろう


蜘蛛は絵本を読んでくれない時の
ママに似ている






2009/05/18 (Mon)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -