ホーム > 詩人の部屋 > 天照大御神の部屋 > 停滞感 > 投票

天照大御神の部屋  〜 「停滞感」への投 票 〜

  • 天照大御神さんの「停滞感」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[93215] 停滞感

詩人:天照大御神

さよならと笑顔で別れた夜は
一人でひっそり泣きました

最後の日
もう降りることのない駅で
遅刻しそうになりながら駆け足をした


もう君を見ることはないね
長い時間をかけて築いた信頼関係は

無くなったわけじゃなくどこへいくのかな

君の後ろ姿
何度も見た

風はいつもどおりふくし
いつもと同じように時を刻むのに

どうしてどうして
こんなに悲しいのだろう

君の代わりはいないから
時が忘れさせてくれるのを待つしかない


最後の帰り道

君は隣にいるのに
涙が止まらなくて
絶えず笑い話をしてた毎日が嘘のように

言葉は無くて

君は戸惑いながら笑っていた

君達に忘れられるのが恐くて
風化されるのが恐くて

ぼくは戸惑いながら笑ってたんだ

2007/01/10 (Wed)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -