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[184133] プラネテス

詩人:さみだれ

手を器に星を掬う
指の間からこぼれ落ちる
これが精一杯であると
世界は教えた
それを覆すための夢を
共感覚の中に見て
星の滴る音を聞いた
それは響きをもって私を魅了し
足のついた地面を知らせた

私はここにいる
ここにいて絶えず生きている

心は夜風にさらされ
震えるばかりではあるが
それこそが唯一絶対の答えだ
この手にほんの1滴の星が
そのための夢があれば
世界の響きを見つめていられる
そして私はここにいて
また空を仰ぎ見る

2014/02/26 (Wed)
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