ホーム > 詩人の部屋 > 中村真生子の部屋 > 実りの秋 > 投票

中村真生子の部屋  〜 「実りの秋」への投 票 〜

  • 中村真生子さんの「実りの秋」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[178786] 実りの秋

詩人:中村真生子


朝、山を越える列車に乗る。

田んぼは

実りの季節を迎えて

金色の輝き、

あるいはすでに刈り取られ、

山間のそば畑には

一面の白い花。

実りの秋が車窓に広がる。

東側の窓を見ると

カーテンが閉められていた。

その隙間から

絞りたての

エキストラヴァージン

オリーブオイルのような

黄金色の光が

床にとろりと流れ込む。

列車が揺れるたびに

とろりとろりと…。

列車の床も実る秋。


2012/09/28 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -