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[98377] 僕達は言葉に揺られて生きていく

詩人:きよたか

言葉の大海原。
その真中心から少しずれた辺りに
小さな 小さな
心がおりました。

ゆりかごの様な小さな舟の中、柔らかい布で、大事に大事にくるまれて

その大海原に、ゆらゆら揺られておりました。

時に海は、母なる優しさでゆりかごを包み
時には、神のいたずらの如く荒れ狂いました。

私のゆりかごは、いくつもの波風を越え、いくつもの優しさに抱かれながら、未だにゆらゆらと揺られており、ですがそれは"私の頑張り"と言うよりは、ほとんどが惰性の様な物であったと思うのですが。

この広い大海原の中には、途中で波に飲まれてしまったゆりかごもいると言う事、そして、近頃はそれが多いと言う事を、風が教えてくれました。

かといって、私は何かをする訳でなく
しいて言うなれば、ただただ思考の森を迷走する事くらいなもので。

今日も特に荒れる様子のない海の上、私はいつか自分も、波に飲まれてしまうのだろうか?と
好奇心に少し似た、恐怖をゆりかごに乗せて

この広い広い大海を
座標上での話をするなれば

上へ

下へ

右へ

左へ

しかし、決してとどまる事は無く

ゆらゆら ゆらゆら

漂っている。

2007/03/17 (Sat)
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