ホーム > 詩人の部屋 > 梅宮の部屋 > 自我の来し方 > 投票

梅宮の部屋  〜 「自我の来し方」への投 票 〜

  • 梅宮さんの「自我の来し方」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[198146] 自我の来し方

詩人:梅宮

ハリボテの空に溜め息をぶつける
水色を塗ったくった棺の中
振り返れば短いものだったねと鶯が鳴くから
お前に何が分かると噛みついた
もう陽は沈まないし
昇ることもないだろう
名も知らぬ花の匂いが多少疎ましいが
一度眠ってしまえばまぁここも悪かない

思えば短い人生だった
鶯なんぞに言わせてたまるか

それを言って許されるのは
私だけだ

2023/10/14 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -