ホーム > 詩人の部屋 > さららの部屋 > くり返す砂時計からでた世界 > 投票

さららの部屋  〜 「くり返す砂時計からでた世界」への投 票 〜


[172560] くり返す砂時計からでた世界

詩人:さらら

 

僕の手の平は時折

砂を掴み

砂時計のよに刻む


くり返しくり返し


傍には割れたその時計の破片


繰り返したくはない

砂の刻み向こう青空は



希望を感じさせ

雨は時折


その砂を濡らす


虹をいくども唄う


その唄を聴く


悲しみだけ埋葬したい


その悲しみの砂


風と雨に流れ消えていくことを


時間は たっぷりは無い


割れた砂時計

報せる




2011/12/05 (Mon)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -