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[103305] 6

詩人:egnever

とある街にとある少年が産まれた

可愛がって育てられたけど、物心つくころにはすでに机の前に座らされた
食べるものも屋根つきの家も家族もあるけれど、どこか幸せじゃなかった

母はヒステリックにたたいた 容赦なくたたいた 理由は簡単さ こんな問題もうまくできないから
食べるものも屋根つきの家も家族もあるけれど、どこか幸せじゃなかった

父は宗教に浸ってる 母が仕事をしてても父はおがんでる
よく父母は少年の前で喧嘩した
食べるものも屋根つきの家も家族もあるけれど、どこか幸せじゃなかった

やがて父は職を失い母は弱りきった祖母の介護に尽し 少年はスクールでうまくいかずいじめられた
食べるものも屋根つきの家も家族もあるけれど、どこか幸せじゃなかった

やがて父母は離婚し 母のみになった 祖母はああ、口もろくにきけない このまま産まれたままの姿に戻っていくのか
食べるものも屋根つきの家もあるけれど、どこか幸せじゃなかった

やがて少年は死に絶えた スクールではいじめられ 家では気をつかい 本当にごめんなさい、もうダメです、さようならと 若干12歳で....
後悔の念だけが取り巻くけど、過去は戻せない

僕の悲しみの声がこだまする
こんな寂しい冷たい話はないよ、未来だってなくなった
でも悲しいことにありがちな話なんだ
どうにか生きるためだけに、生かしておくのならやめてくれ!

2007/06/11 (Mon)
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