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[109381] Blue + とうじゅ =プレゼンツ

詩人:万田 海斗

早冬(はやふゆ)の、Fog(フォグ)


 鼓動・高鳴った出会いは、
輝く陽射しをもらってたせいね

 世に漂う私たち二粒
ひときわ急速に強く加熱した。

 その底に横たわる感情水が、焼けるほどよ

 素直に足跡 重ねて歩んだ

 でも、不意に、
バジルかおる雲間のかなたで
一気にはじけ、飛び散る 別れのおびえ


 内側で、きらめいてた雫石が、
蒸気になり、広い空へ 大々的に 上がってってるょ〜



惹かれ合う、七色の光を巻き込む暖霧に混ざり、

息を吹き込む
逢瀬つなげた 紺碧の秋空


昇り龍のように首をもたげる、とどろき!


そうさ、凍え待つ、白冬には・・・
今 立つ、この、乾ききった大地に
大粒の涙をきっと 無数 落とすのだろう ね 


ほんの一瞬、舞美する 潤いなり

その時こそ
静寂な暗がりで、枯れ葉が さんざめき、揺れ、


ささやこうとしたら、

あっちから聴こえた声

「ねぇ、又 会える?ぅ」

 ・・・・



2007/09/10 (Mon)
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