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[93866] 劣情

詩人:緋文字

まなこ遭わせれば
そこに女が在って
捕らえようにも
引きずり出せず
のうのうのさばる女
ここにおる限り
お前には届かんと
言わんばかり
一瞥したきり
こちらには目もくれず

そこにおる女ぬくぬくと
心地がよさそうで
脳裏に焼き付く白い太腿
恨めしい、と唇噛んだ

眼前の鏡にうつる女
よくよく見比べてみても
見開く眼、唇の紅さは強くとも
その女と爪の型まで姿は似ていて、反る足指
チラつく残り画に
キィィと袖を噛んだ

何が違うのか

あの場所へ移りたい


まなこの主が
勤めのように努めてくれる御蔭で、おる女も忌ま忌ましい顔付きで居られるだけなのだ

何が違うと言うのか

このまなこに映る女
あの場所の女とは似て異なる


早う あの女の姿が見たい

2007/01/17 (Wed)
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