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老女と口紅。の部屋  〜 「船乗りの詩」への投 票 〜

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[18247] 船乗りの詩

詩人:老女と口紅。

‐オリビアの瞳‐

私の名はジョニー

船乗りで海添いに
 小さな店を構える
   酒場のマスター

波が静けさを取り戻す頃
 看板に一つ明かりを灯す

今宵も気の合った仲間達が一人
 また一人とやってくる

 やぁ
  いらっしゃい

馴染みの客、リク

カウンターの右端は彼の指定席
イカツイ体の左腕にはイカリの彫り物
彼の自慢の入れ墨さ

船乗りには
 葉巻に水割り
 みやげ話があればいい

酔いがまわれば彼は
同じ話を何度もするんだ

イタリアの海の青色は
  最高だぜっ‥ てね

そしたら私も決まって
 こぅ 答えるのさ

船旅の途中で拾った女
オリビアの瞳より澄み切ったブルーなど
この世には存在しないのさ‥ と


明日からまた旅に出る


小二階にある
 小さなベッドに



オリビアを一人残して‥

2007/01/13 (Sat)
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