ホーム > 詩人の部屋 > 杳子の部屋 > 朝焼けの空に > 投票

杳子の部屋  〜 「朝焼けの空に」への投 票 〜

  • 杳子さんの「朝焼けの空に」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[179899] 朝焼けの空に

詩人:杳子

朝焼けをたどる向こう岸
踏み外しまた明日になる
遠い記憶にうつつを抜かし
聞こえてくる声に日々を無駄にする

今夜の風は冷たく頬を掠めて
大地が氷りつくような満天の星空

最後の星が暁の色に薄れゆくとしても
決して薄れることのない惨めな過去

朝焼けをたどる向こう岸
踏み外しまた明日になる
温かい暖炉でうつつを抜かし
聞こえてくる声に今日も苛立つ

あなたはいつも平凡を嫌って
大地が燃え盛るように走り回る

最後の言葉が彩度を失ってゆくとしても
決して憧れを忘れることのない私がいる

雲はいつものんびりと
ただ空にあって私をなぐさめる
涙をいつも乾かすのは
冷たいこの夜の凍てつく風

朝焼けをたどる向こう岸
踏み外しまた明日になる
たといそうだとしても
まだ立ち上がれるのは
あなたが笑うことを止めないから
あなたが生き抜くことを止めないから

2012/12/13 (Thu)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -