ホーム > 詩人の部屋 > 麗華塵の部屋 > 別れ道 > 投票

麗華塵の部屋  〜 「別れ道」への投 票 〜

  • 麗華塵さんの「別れ道」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[24814] 別れ道

詩人:麗華塵

数々の星たちが
何も知らずに祝福の讃美歌を唄う
彼女のただ僕を信じる目が痛くて…
君を抱きしめられるのは…今日が最後なのに…

本当にごめんね
償えないほどの君の思い
「さよなら」の言葉の重み
決して愛が冷めたわけじゃない…
別れ道で抱きしめる君の体は
こんなにも小さく華奢なんだね…
一生一緒と思った
上を見上げると電線の間から星が唄う
降り出す雨が言葉を遮る
かすかな単語で泣き出す君を
どれだけ愛おしいと思ったことか…
でももう決めたんだ…
君のことを想うのも今日で最後

季節外れの雨…
別れ道の上
一人になった僕の上に降り注ぐ…


2005/01/09 (Sun)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -