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[62106] 虹の詩

詩人:siva

仕事帰り 突然の雨
避ける様に 君への電話
車を止めた 雨の中
君の声が優しく響く
君のつぶやき
雨が止むまで聞いていようか

君の声が 近く優しく感じる程
愛しさで遠くなる
僕等の距離も こんなに近ければいい
言いかけた言葉
雨に書き消されてく

「雨がやんだね」

君の言葉に見上げた空には
雨上がりの大きな虹
同じ時間 同じ空
見上げてる

今なら 届く?
君のもとへ
雨が止んで虹が出る様に 君へと
虹の向こう側の 君へと
きっと届く
こんな奇跡さえ 味方にして

「虹が、見えるね」

2006/01/05 (Thu)
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